FORUM 浜松ウエルネスフォーラムとは

浜松ウエルネスフォーラム2026 レポート

  • プロジェクトを地域内外に発信するため、「浜松ウエルネスフォーラム2025~「予防・健幸都市 浜松」実現に向けて~」を開催しました。

 

日時 令和 8年 3月 19日(木) 14:00~17:25
場所 グランドホテル浜松
オンライン 対面ライブ/オンライン配信
主催 浜松市、(株)時評社
内容 経済産業省、国土交通省による基調講演、浜松ウエルネスプロジェクトの紹介 など
来場者数

会場:150名、オンライン:約200名

主催者挨拶 浜松市長 中野祐介

基調講演

「ヘルスケア産業政策の現状と今後について」

  経済産業省商務・サービスグループヘルスケア産業課長 福田光紀 氏

「地域の人々が元気に暮らせるまちづくり」

  国土交通省 都市局まちづくり推進課長 須藤明彦 氏

浜松ウエルネスプロジェクト事業報告 

「浜松ウエルネスプロジェクト概要説明」

  浜松市ウエルネス推進事業本部 副本部長 里見陽祐

浜松ウエルネス・ラボ
活動報告

「予防・健幸都市に貢献する重要因子の同定手法」
  日本製鉄(株)上席主幹研究員 福島寿和 氏

「カネカが考える女性医療と膣内フローラ検査」
  (株)カネカ 取締役常務執行役員 木村雅昭 氏

「テレビ発祥の地・浜松から100年目の挑戦 ~「おはなしテレビ」が描く、次のテレビのかたち~」
  (株)シルバコンパス 代表取締役 安田晴彦 氏

「健康ビックデータ等の分析報告」

  浜松医科大学健康社会医学講座教授 尾島俊之氏

  浜松医科大学ヘルスインフォマティクスセンター 特任研究員 赤松友梨 氏

  社会福祉法人聖隷福祉事業団保健事業部医師 森下佳穂 氏

浜松ウエルネス推進協議会
活動報告

「身体にも環境にも優しいランチバイキング「春色パレット」」
  社会福祉法人聖隷福祉事業団保健事業部運営管理センター 営業契約課係長 松村和樹 氏

 運動部会報告「「はままつ健幸ウォーキング」について」

  運動部会幹事 合同会社PORTO 代表社員 山岸真智 氏

浜松市事業報告

 「健康投資効果分析」報告

  浜松市ウエルネス推進事業本部 主任 徳増陽

 「浜松市民の健康診断等ビッグデータ解析・評価研究」

  社会福祉法人聖隷福祉事業団常務執行役員兼保健事業部長 武藤繁貴 氏

 「食育的フレイル・オーラルフレイル予防~カムカム健康プログラム~」

  あいおいニッセイ同和損害保険(株)デジタルビジネスでで部プランニンググループ 課長補佐 岡大蔵 氏

浜松ウエルネスフォーラム総括  スタンフォード大学循環器科主任研究員 池野文昭 氏
 (株)はままつ共創リエゾン奏 代表取締役 山本清二 氏
 社会福祉法人聖隷福祉事業団常務執行役員兼保健事業部長 武藤繁貴 氏

浜松ウエルネスフォーラム2026「ウエルネスシティ(予防・健幸都市)」の実現に向けてのポイント

  • 2025年に厚生労働科学研究が発表した22年の大都市別健康寿命において、浜松市は男性が73.0歳で全国トップ、女性は75.95歳で僅差で7位となった。だが、全体として見れば、同市は全国トップクラスの健康寿命を誇っていると言える。
  • 経済産業省は、①健康経営の推進②PHRを活用した新たなサービスの創出③介護・認知症などの地域課題への対応④質の高いヘルスケアサービスの創出・振興⑤ヘルスケアベンチャー支援⑥医療・介護・ヘルスケアの国際展開-の六つの政策テーマを推進している。特に健康経営の推進については、全国的にもかなり普及し、2025年度の健康経営優良法人の認定数は、大企業で3765社、中小企業で23085社に上がっている。
  • 国土交通省が、2025年5月に健康づくりやまちづくりの観点を盛り込んだ「成熟社会の共感都市再生ビジョン」をまとめた。コンパクト・プラス・ネットワークやウオーカブル政策など、健康づくりに関わる施策も展開しているのが最近の潮流で、今後は地域資源の活用やエリアマネジメントも強化し、地域住民の健康づくりに対しさらに関与していきたいと考えている。
  • 日本製鉄は、重要因子同定手法という技術をヘルスケア領域で活用し、健康診断や食生活などのビッグデータの重要因子を解析していきたいとしている。同社は、病気や病気の予備軍などこれまで解明できなかった関係因子を解明していく考えだ。
  • カネカは、より良い妊娠と出産の実現を目指し、不妊治療成績の向上と低出生体重児の減少につながる①プレコンセプションケアアプリの開発②PCR検査による膣内環境のチェック-などの分析サービスを展開している。
  • シルバコンパスは、テレビを活用したヘルスケアサービス「おはなしテレビ」を開発した。テレビ端末にアバターが映り、高齢者はアバターと会話をしながら、会話の内容、健康データなどが蓄積され、健康状態の変化なども把握できる。
  • 浜松医科大学は、脂肪肝疾患、特に代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)とMASLDによる肝線進化と高血圧の関連性について研究した。結果は、大規模コホートの先行研究と一致した内容が得られた。脂肪肝改善の肝は運動にあり、特に男性ではその傾向が顕著だったことも確認された。
  • 浜松市は、健康経営に対しより効果的な普及啓発を行うため、市内中小企業における健康投資効果を分析した。その結果、健康経営を実施している企業は、売上高、従業員数共に増加していることが明らかになった。また、健康経営に取り組んで4年経過すると、社内コミュニケーションの増加を実感できる効果も現れてくることが分かった。
  • 浜松市の10年間分(2014~24年)の健康診断結果によるビッグデータ解析の結果、①男女ともに肥満の割合が少ない②全国平均と比べて飲酒率が低く、他都市と比べてもすごく良い③あえて課題を挙げると、睡眠休養感が取れている人の割合がやや低い-ということが明らかになった。

 

 

戻る